歯のマメ知識
誤嚥性肺炎と口腔ケア
みなさんこんにちは!今週の歯のマメ知識は、「誤嚥性肺炎」と「口腔ケア」の関係についてお話します。
高齢者の方で「肺炎」で亡くなる方が多いのはご存知でしょうか?
この、「肺炎」とは、実は多くの場合「誤嚥性肺炎」のことを指しているのです。
「誤嚥性肺炎」とは、風邪を拗らせてしまった時などにかかる肺炎とは、ちょっと違うのです。
「誤嚥」とは、物を飲み込むと(これを嚥下するといいます)、通常は食道を通って胃に運ばれていきますが、誤って気管に入ってしまうことをさします。
気管に食物が入っても、通常は「むせる」ことで気管の外へ排出されます。
しかし、年を取ると、筋力が低下し、「むせる」ことが出来なくなって、気管を通って肺の中に食物が入り込んでしまいます。
このとき、食物と一緒に口の中の細菌も肺へ入って行き、中で炎症を起こし、肺炎を引き起こすのです。
では、この誤嚥性肺炎を予防するには、どうしたら良いのでしょうか?
肺の中へ入り込んでしまう細菌の数を減らすことで、誤嚥性肺炎のリスクを低下させることが可能になります。
肺へ到達する菌の数を減らすには、口腔内の菌の数を減らせばよいのです。
口腔内の細菌数を減らすには、お口の中を清潔に保つことが第一です。
ご自分の歯がある方はもちろん、総義歯のかたも、義歯を清潔に保つことで誤嚥性肺炎を予防できるのです。
健康で長生きする為にも、お口の中はいつもキレイにしてきましょう☆
月別アーカイブ
- 2019年6月 (1)
- 2019年5月 (1)
- 2019年4月 (1)
- 2019年3月 (2)
- 2019年2月 (1)
- 2019年1月 (2)
- 2018年12月 (1)
- 2018年10月 (2)
- 2018年9月 (1)
- 2018年8月 (2)
- 2018年7月 (1)
- 2018年6月 (2)
- 2018年5月 (2)
- 2018年4月 (2)
- 2018年3月 (1)
- 2018年2月 (2)
- 2018年1月 (1)
- 2017年12月 (2)
- 2017年11月 (1)
- 2017年10月 (3)
- 2017年9月 (2)
- 2017年8月 (2)
- 2017年7月 (2)
- 2017年6月 (2)
- 2017年5月 (2)
- 2017年4月 (5)
- 2017年2月 (3)
- 2017年1月 (2)
- 2016年12月 (3)
- 2016年11月 (1)
- 2016年10月 (4)
- 2016年9月 (1)
- 2016年8月 (3)
- 2015年5月 (1)
- 2015年4月 (2)
- 2014年12月 (2)
- 2014年10月 (3)
- 2014年9月 (2)
- 2014年8月 (2)
- 2014年7月 (2)
- 2014年6月 (2)
- 2014年5月 (3)
- 2014年4月 (2)
- 2014年3月 (4)
- 2014年2月 (3)
- 2014年1月 (4)
- 2013年12月 (4)
- 2013年11月 (4)