歯のマメ知識

2014年4月12日

妊娠期のお口の変化

こんにちは!! 今日は妊娠期のお口の変化についてお話させていただきます。

お口の中の変化には「抵抗力の変化」「唾液の分泌量や性状の変化」「女性ホルモンの変化」があります。

妊娠5~6週から個人差はありますが、悪心・嘔吐・倦怠感・体重減少・不眠やめまいなどが見られます。このような症状をつわり(妊娠悪阻)といわれ、これがお口の中に影響を与えないとは限りません。お口の中の環境は悪くなると歯口清掃の怠りがち、唾液のPhの低下、内分泌機能の変化、食事や間食の摂取回数の増加、偏食、情緒的に不安定、歯科治療の敬遠、汚れがちになります。

妊娠するとホルモンの変化で歯ぐきの炎症が起こりやすくなります。なので、日頃よりもお口の中を清潔に保つように丁寧に磨きましょう!

つわりの時は・歯ブラシはブラシの部分が小さいもの ・歯磨き粉は香料の強くないもの選ぶと使いやすいです。もしくは、匂いがダメという方は歯磨き粉を使用しないで磨いても大丈夫です。

虫歯や歯周病の予防は特に妊娠初期の手入れが大切です。個人差もありますが、とにかく妊娠中は虫歯や歯周病があると悪化しやすくなります。洗口剤のみでは歯の汚れは除去できません!!毎日のブラッシングが大切ですね。

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