歯のマメ知識
2020年11月30日
背筋を伸ばした良い姿勢
食事の時の姿勢は噛む力とおおいに関係があります。大切なのは、背筋を伸ばして座ることと、両足をしっかり地に付けることです。
足がぶらぶらしているなど、足が浮いている状態は頭からお腹にかけて力が入りにくく、背筋も伸ばしにくいのです。足はしっかりと固定させましょう。踏ん張る力が「噛む力」を支えるのです。
座卓で食事する場合も、基本は正座です。またテレビを見ながら食事するのも要注意です。テレビを見るために顔が横を向いたままでは噛む力は弱くなります。例えば、右を向きながら食事をするとどうしても右側で噛みやすくなるので、顎がずれていく可能性もあります。
頬杖を付くクセのある人は、噛み合わせが悪い可能性があります。
頬杖を付こうとすると、猫背になり、顎を突き出すかたちになります。頭の重さを顎と手だけで支えることになるので、歯並びが歪んでしまいます。また足を組むクセのある人は、体がすでにねじれている可能性があります。足を組み続けることでゆがみやねじれがどんどん増していきます。
正しい姿勢を心がけましょう!
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