歯のマメ知識

2023年2月15日

食べ物と噛む力

歯科医院で働き始めてから10年ほど経ちますが、昔に比べて顎が小さいお子さんが増えたように感じます。

というのも、昔に比べて食生活がかなり変化しているため、食品も柔らかく食べやすいもの(例えばファーストフードやスナック菓子など)、飲込みが容易なものを好んで食べる子が増えています。

そのため顎の咀嚼筋が発達せず口元が小さくなり、またしっかりと噛み締める丈夫な顎を作ることが出来なくなります。

また顎が小さいと大人の歯が並ぶスペースが足らなくなり、将来的には矯正が必要になる場合もあります。

柔らかい食べ物を好んで食べていると、あまり噛まなくてもすぐ飲み込めるため早食いになりがちです。

そうなると、噛む回数が少なくなるため唾液もあまり分泌されなくなります。

唾液は歯と粘膜を守ってくれる力があり、その中に自浄作用というものがあります。

自浄作用とは唾液が歯を洗い流してくれることです。唾液が少なくなるとこの自浄作用も低下するため、お口の中に食べかすが残りがちになります。

適度に歯ごたえのある食べ物を食べる事、毎回30回はよく噛んで食べることを意識しましょう!


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