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2021年4月 2日

虫歯と人類の仁義なき戦い

こんにちは帯広市のきたの歯科矯正歯科クリニック、歯科医師中野です

いつの時代も虫歯は人類と縁が切れない困った病

平安時代の記録では、紫式部の主であった藤原彰子は25歳の時に虫歯になり「大いに腫るるなり」と記されるほどの頰の腫れに苦しんだとされている

また彰子の夫であった一条天皇は、あまりにも虫歯が痛くなり、行われるはずだった宮中儀式を当日ドタキャンし周囲を心配させた

口臭も平安時代の人間にとって現代人同様気になるものだったようで、平安時代の絵巻「病草紙」には、色々な病に悩まされる人々の姿が描かれており、その中の「口臭の女」という項目では、美女が少しでも口臭を減らそうと楊枝で歯を懸命に磨いている

歯痛の凄まじさは今も昔も変わらない
でも麻酔がない時代の抜歯は気絶ものだと想像すると、現代の私達って恵まれていると痛感します・・・

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